ブログやアフィリエイトサイト運営を始めた皆さん、4か月目という時期に差し掛かり、色々な感情が湧き上がっているのではないでしょうか。「本当にこのまま続けていけるのだろうか」「他の人はどれくらい成果を出しているんだろう」と不安になる一方で、「少しずつアクセスが増えてきたぞ」と手応えを感じている人もいるでしょう。
本講座では、多くの成功者が通ってきた「ブログ運営4か月目の壁」に焦点を当て、この時期の現実的なPVや収益、そして運営状況について詳しく解説していきます。ただの理想論ではなく、具体的な数字やデータに基づいたリアルな情報をお届けします。

4か月目、ブログはどんな状況になっている?PVや訪問者数を公開!
4か月目というのは、ブログがようやくGoogleなどの検索エンジンに認知され始め、評価が定まってくる重要なフェーズです。しかし、まだまだ「育ち盛り」の時期。爆発的なアクセスや収益を期待するのは現実的ではありません。
ブログ運営4か月目のPVと訪問者数、記事数はこちら

それでは早速、私が運営している「キャンバス大学」運営4か月目のPVと訪問者数を公開しながら、一般的な数字も解説していきます。


| 項目 | ブログ公開から4か月目の成果 |
| PV数 | 16,000 |
| 訪問者数 | 11,000 |
| 記事数 | 60記事 |
引き続き全体的に流入が増えています。特に以下2点によって上昇率が向上していることに留意し、ぜひ真似してみてください!
- ブログのメインターゲットである「Canva利用ユーザー」は、障害(サイトが重い、アクセスできない等)があると対策を記載したページに流入してくる
- クリスマスに関連したページが11月後半から伸びてくる
基本的なことではありますが、「製品の課題に関する解決方法」と「季節ニーズのあるキーワード」はSEOにおいてとても重要です。ライバルもページを作成していることが多いですが、必ず対策しておきましょう。
なお、網羅的にSEOの対策ページを作成する方法は以下で解説していますので、参考にしてみてください。

一般的なブログ4か月目のPV(ページビュー)はどれくらい?
ブログの4か月目のPVは、その運営状況によって大きく異なります。しかし、多くの成功者が経験する現実的な数字は、1,000〜5,000PVの範囲に収まることが多いです。
なぜこれほど幅があるかというと、以下のような要因が影響しているからです。
- ジャンル: 競合が少ないニッチなジャンルを選んだ場合、比較的早くPVが伸びる傾向にあります。逆に、金融や美容といった競争が激しいジャンルでは、PVが伸びにくいです。
- 記事数: 記事の更新頻度や総記事数がPVに直結します。4か月目であれば、少なくとも30記事以上、理想は50記事以上を目指したいところです。
- キーワード選定: 検索ボリュームは少ないが、競合も少ない「お宝キーワード」を見つけ出し、質の高い記事を投入できているかどうかが鍵を握ります。
例えば、私が過去にサポートしたAさんのブログは、4か月目で約2,500PVでした。彼は特定のニッチな趣味に関する情報を提供しており、記事数は約40記事でした。一方、Bさんのブログは、汎用的なガジェットレビューを書いており、記事数は約30記事でしたが、4か月目のPVは約1,200PVでした。この差は、やはりジャンルの競争度合いによるものが大きかったと言えます。

【月間十数万をブログで稼ぐサイト】運営4か月目の収益化について

| 項目 | ブログ公開から4か月目の成果 |
| 収益 | 2,319円(GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトで1割強、残りはアフィリエイト収益) |
続いて気になる4か月目の収益ですが、ついに初めての収益が発生して2,319円です。これは収益発生初月としては多いのではないでしょうか。
(金額にこだわらないならある3,000PV以上あるサイトがGoogleアドセンスを設置すれば、方法にもよりますが数十円から百数十円の収益をあげることができるはずです)
私の場合は当初から狙っていたアフィリエイト広告を設置し、単価は100~300円程度と低めですが確実に成果を発生させることができたことが大きいです。

一般的なブログ4か月目の収益(アフィリエイト報酬)はいくら?
正直なところ、4か月目の収益は、0円〜3,000円(私もここに含まれる)の範囲に収まることがほとんどです。中には数万円を稼ぐ人もいますが、それは経験者がある時期だけ急激にニーズの高まる製品の広告成果が出た、など特殊なケースだと考えてください。
ちなみに「あれ?PVがこんなにあるのに、収益はこんなに少ないの?」と感じるかもしれません。しかし、これはごく自然なことです。収益が発生するには、以下の要素が揃う必要があります。
- PV: そもそも記事が読まれる。
- クリック: 広告がクリックされる。
- CV(コンバージョン): クリックしたユーザーが商品を購入したり、サービスに申し込んだりする。
PVがいくら増えても、クリックやCVに繋がらなければ収益は発生しません。4か月目では、まだ記事の質が不十分だったり、読者の行動を促すための導線設計が甘かったりすることが多いため、収益に直結しにくいのです。
特に、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトのような物販系は、少額でも収益が発生しやすい一方で、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の成果報酬型アフィリエイトは、成果を出すのが難しい時期と言えます。
4か月目の更新状況と成功者がしていること

この時期のブログ運営において、最も重要になるのが「更新の継続」と「質の向上」です。多くの人が挫折する4か月目の壁を乗り越えるために、成功者はどのような行動をとっているのでしょうか。
記事数は「継続」が最重要
多くの成功者は、4か月目までに30〜50記事を投稿しています。これは毎日投稿する人もいれば、週に2〜3記事のペースでコツコツと積み重ねる人もいます。重要なのは、無理のない範囲で継続することです。
記事数が30〜50記事に達すると、Googleに「このブログは継続的に更新されている、信頼できるサイトだ」と認識されやすくなります。これは、ドメインパワーの向上にも繋がります。

リライトと内部リンクの強化

4か月目以降、ただ新しい記事を書き続けるだけでは成長は鈍化します。この時期から意識すべきは、リライト(記事の修正)と内部リンクの最適化です。
リライトは、すでに書いた記事の順位を上げたり、CVR(コンバージョン率)を改善するために行います。例えば、以下のデータを見て、どの記事をリライトすべきか判断します。
- Google Search Consoleで、表示回数は多いのにクリック率が低い記事
- 順位が10位〜20位に位置している記事
これらの記事は、少しの改善で上位表示される可能性が高い「伸びしろのある記事」です。見出しの修正、情報の追加、より分かりやすい表現への変更などを試してみましょう。
また、内部リンクを強化することも非常に効果的です。関連性の高い記事同士をリンクで繋ぐことで、サイト内の回遊率が上がり、読者の滞在時間も長くなります。これは、Googleからの評価を上げる要因にもなります。

データ分析と戦略の見直し
4か月目にもなれば、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといった分析ツールに、ある程度のデータが蓄積されているはずです。成功者はこのデータを活用し、次のような戦略の見直しを行います。
- どんなキーワードで流入しているか?
- どの記事が人気か?
- 読者はどのページで離脱しているか?
これらの分析結果から、「読者が求めている記事の傾向」や「改善すべき記事」を特定し、今後の記事作成やリライトの方向性を定めます。
例えば、Google Search Consoleで「〇〇 レビュー」というキーワードで多くの流入があることが分かれば、同じようなレビュー記事を増やしたり、さらに詳細な情報を提供する記事を作成したりする戦略が有効です。

ブログ開設4か月目のよくある質問(FAQ)
本日の講座 まとめ
ブログ運営4か月目は、決して華やかな時期ではありません。PVや収益が期待したほど伸びず、挫折を考えてしまう人も多いでしょう。しかし、ここで諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
この時期に重要なのは、「継続」と「戦略の見直し」です。
- PV: 1,000〜5,000PVが現実的な目標。
- 収益: 0〜3,000円がほとんど。
- 更新状況: 30〜50記事を目標に継続して投稿。
- 成功者がすること: リライト、内部リンクの強化、データ分析。
ブログは、「時間をかけて育てていくもの」です。すぐに成果が出なくても、諦めずに良質な記事を書き続け、分析と改善を繰り返すことで、5か月目、半年後には必ず大きな成果となって返ってきます。
この壁を乗り越えた先には、ブログで安定した収入を得る「成功者」としての未来が待っています。皆さんのブログ運営が、この記事によって少しでも前向きに進むことを願っています。



